ビジネスマッチングおすすめ7選

- 1.ビジネスマッチングサービスとは
- 2.ビジネスマッチングサービスの種類
- コンシェルジュ・紹介型
- 一括比較・見積もり型
- 検索・プラットフォーム型
- 特定領域・目的特化型
- 3.ビジネスマッチングサービスおすすめ7選
- 4.ビジネスマッチングサービスの選び方
- 利用目的
- 対応領域
- マッチング方式
- 料金体系
- 5.ビジネスマッチングサービスのメリット・デメリット
- 6.ビジネスマッチングサービスの料金体系
- 7.ビジネスマッチングサービスに関するよくある質問
- ビジネスマッチングサービスは無料で利用できますか?
- ビジネスマッチングサービスを利用すれば必ず契約できますか?
- 紹介された企業とは必ず契約する必要がありますか?
- 複数のビジネスマッチングサービスを併用できますか?
- 総合型と業界特化型はどちらを選べばよいですか?
- 8.まとめ
1.ビジネスマッチングサービスとは
ビジネスマッチングサービスとは、商品やサービスを提供する企業と、それらを必要としている企業をつなぎ、新たな取引や商談の機会を生み出すサービスです。
外注先の選定、新規顧客の開拓、協業先・パートナー探しなど、さまざまな目的で利用されています。
従来は金融機関や公的機関などによる企業紹介も一般的でしたが、現在ではWeb上で企業を検索・比較できるサービスや、専門のコンシェルジュが条件に合った企業を紹介するサービスなど、さまざまな形態があります。
例えば、Web制作会社やシステム開発会社などの発注先を探したい場合、自社だけで候補企業を探し、一社ずつ問い合わせて比較するには時間がかかります。ビジネスマッチングサービスを利用すれば、条件に合った企業の紹介を受けたり、複数企業から提案を受けたりすることで、発注先探しを効率化できます。
一方で、サービスによって「得意な業界・領域」「マッチングの仕組み」「サポート範囲」「料金体系」などは異なります。そのため、登録企業数や知名度だけではなく、自社の利用目的に合ったサービスを選ぶことが重要です。
2.ビジネスマッチングサービスの種類
ビジネスマッチングサービスにはさまざまな形態がありますが、マッチング方法に注目すると、大きく「コンシェルジュ・紹介型」「一括比較・見積もり型」「検索・プラットフォーム型」「特定領域・目的特化型」などに分けられます。
コンシェルジュ・紹介型
専門の担当者が発注企業の課題や予算、希望条件などをヒアリングし、条件に合った企業を選定して紹介するタイプです。
自社で多数の企業を探す必要がなく、要件整理や候補企業の選定をサポートしてもらえる点が特徴です。今回紹介するサービスでは、プロベルやレディクル、EMEAO!などがこのタイプに該当します。
「どの会社へ依頼すればよいかわからない」「そもそも依頼条件をうまく整理できていない」といった場合にも利用しやすい方式です。
一括比較・見積もり型
発注したい内容や条件を登録し、複数の企業から提案や見積もりを受けて比較するタイプです。
同じ条件で複数社を比較しやすいため、価格だけでなく、提案内容や実績、対応範囲などを比較して発注先を選びたい場合に適しています。比較ビズなどが代表的なサービスです。
一方で、複数の提案を比較・検討する作業は発注企業側で必要になるため、候補企業の選定そのものを任せたい場合はコンシェルジュ型も選択肢になります。
検索・プラットフォーム型
サービスに登録・掲載されている企業や担当者を検索し、自社で候補を探して問い合わせるタイプです。
業種、サービス内容、実績などから自分のペースで候補を探せる点が特徴です。一方で、候補企業の比較や選定を自社で行う必要があるため、発注先を選定するための一定の知識や工数が必要になる場合があります。
なお、検索機能とコンシェルジュによる紹介の両方を提供するなど、複数の方式を組み合わせたサービスもあります。
特定領域・目的特化型
特定の業界や目的に絞って企業をマッチングするタイプです。
例えば、発注ナビはシステム開発などのIT案件に特化しています。一方、ONLY STORYが提供する「チラCEO」は、一般的な外注先探しではなく、経営者や決裁者との商談・協業機会の創出に特徴があります。
特定領域に特化しているサービスは、対象分野が限られる一方で、自社の目的と一致していれば候補企業を絞り込みやすいという特徴があります。
3.ビジネスマッチングサービスおすすめ7選

特徴・強み | 審査を通過した企業・プロフェッショナルから、自社に合った外注先を探せる。専任コンサルタントへの相談も可能。 |
|---|---|
マッチング方式 | 検索+コンサルタント紹介型 |
対応領域 | 営業、人事・採用、マーケティング、システム開発、Web制作、コンサルティングなど |
実績・規模 | 掲載件数3,000件以上 |
料金 | 発注側:無料 |
公式サイト |
プロベルは、一定の審査基準を設けたうえで掲載企業を選定している点が特徴です。単純な一括見積もりだけではなく、担当者の情報を確認したり、コンサルタントへ相談したりしながら候補を探せます。

特徴・強み | 専任コンシェルジュが要件をヒアリングし、条件や相性に合った外注先を紹介。 |
|---|---|
マッチング方式 | コンシェルジュ紹介型 |
対応領域 | IT・システム、マーケティング、クリエイティブ、人事など幅広い領域 |
実績・規模 | 利用企業60,000社以上・上場企業2,800社以上 |
料金 | 発注側:完全無料 |
公式サイト |
レディクルは、自社で多数の企業を検索するというより、コンシェルジュに相談して候補を紹介してもらうタイプです。

特徴・強み | 100以上のカテゴリーを扱う総合型BtoB受発注サービス。豊富な受発注データをもとに発注先探しを支援。 |
|---|---|
マッチング方式 | コンシェルジュ+比較型 |
対応領域 | IT・システム開発、Web制作、広告・販促、人事・総務、BPO、専門家など |
実績・規模 | 累計60万件以上の企業間マッチング実績 |
料金 | 発注側:無料 |
公式サイト |
PRONIアイミツは対応領域の広さが特徴です。特定領域に限定せず、さまざまなBtoBサービスの発注先を探せます

特徴・強み | 条件を登録し、複数の企業・専門家から見積もりや提案をまとめて受けられる。 |
|---|---|
マッチング方式 | 一括見積・比較型 |
対応領域 | IT、マーケティング、士業、人材、建設、物流など |
実績・規模 | 発注者累計18万社・受注者12,500社以上 |
料金 | 発注側:無料 |
公式サイト |
比較ビズは、コンシェルジュに選定を任せるサービスとは異なり、複数企業から提案を集めて比較することに強みがあります。

特徴・強み | コンシェルジュが要望をヒアリングし、独自審査を通過した事業者から条件に合う候補を紹介。 |
|---|---|
マッチング方式 | コンシェルジュ紹介型 |
対応領域 | システム・IT、オフィス関連、BPO、設備・施工など |
実績・規模 | 登録企業数等は非公開 |
料金 | 発注側:完全無料 |
公式サイト |
EMEAO!は、発注者の要望をコンシェルジュが整理したうえで、条件に合う事業者を紹介するサービスです。多数の業者へ自分で問い合わせるよりも、候補の絞り込みからサポートしてもらいたい場合に利用しやすい仕組みです。

特徴・強み | 経営者・役員などの決裁者同士のマッチングに特化した審査制サービス。 |
|---|---|
マッチング方式 | 決裁者マッチング型 |
対応領域 | BtoB営業、経営層への提案、協業・アライアンスなど |
実績・規模 | 登録決裁者数は現行公式ページでは非公開 |
料金 | 月額定額制・詳細は要問い合わせ |
公式サイト |
チラCEOは他の6サービスとは目的がやや異なり、一般的な「外注先探し」よりも決裁者との接点づくりに強みがあります。

特徴・強み | システム開発・IT領域に特化し、専門スタッフが要件をヒアリングして候補企業を選定。 |
|---|---|
マッチング方式 | IT特化コンシェルジュ型 |
対応領域 | システム開発、Web制作、アプリ開発、IT製品・サービスなど |
実績・規模 | 対応社数9,000社以上・紹介実績32,000件以上 |
料金 | 発注側:完全無料 |
公式サイト |
発注ナビの最大の違いはIT・システム開発に特化していることです。総合型サービスとは異なり、IT案件を前提として専門スタッフに相談しながら候補企業を絞り込めます。
4.ビジネスマッチングサービスの選び方
ビジネスマッチングサービスは、サービスごとに得意分野や仕組みが異なります。「登録企業が多いから」「無料だから」といった理由だけで決めるのではなく、利用目的や対応領域、マッチング方式、料金体系を確認して選びましょう。
利用目的
まず明確にしておきたいのが、「ビジネスマッチングサービスを何のために利用するのか」です。
一口にビジネスマッチングといっても、「外注先を探したい」「複数社から見積もりを取りたい」「新規顧客を開拓したい」「経営者との接点を作りたい」「協業・アライアンス先を探したい」など、目的はさまざまです。
例えば、外注先の選定であれば候補企業の実績や専門性、料金などが重要になります。一方、営業・販路開拓を目的とする場合は、自社が接点を持ちたい企業や決裁者とマッチングできるかが重要です。
最初に「誰と、何を目的としてマッチングしたいのか」を整理しておくことで、サービスを比較しやすくなります。
対応領域
次に確認したいのが、サービスの対応領域です。
ビジネスマッチングサービスには、幅広い業種・業務を取り扱う総合型と、特定の業界・業務に特化したサービスがあります。
例えば、PRONIアイミツや比較ビズのように幅広いカテゴリーを取り扱うサービスがある一方、発注ナビのようにシステム開発・IT領域に特化したサービスもあります。
登録企業数が多くても、自社が依頼したい分野の企業が少なければ、十分な比較ができない可能性があります。そのため、サービス全体の規模だけではなく、「自社が依頼したい業務のカテゴリーに対応しているか」「その分野の企業や実績が充実しているか」を確認することが大切です。
マッチング方式
マッチング方式も重要な比較ポイントです。
自分で多数の企業を検索・比較したいのであれば検索・プラットフォーム型、条件を提示して複数社から提案を受けたいのであれば一括比較・見積もり型が選択肢になります。
一方、「自社に合う企業がわからない」「候補企業を探す時間がない」という場合は、担当者が条件をヒアリングして候補を選定するコンシェルジュ・紹介型が利用しやすいでしょう。
どの方式が優れているというものではありません。自社に発注先を選定するノウハウや時間があるのか、候補選定から第三者にサポートしてもらいたいのかを考えて選ぶことが重要です。
料金体系
料金体系は、発注側と受注側を分けて確認することが重要です。
ビジネスマッチングサービスでは、発注企業が無料で利用でき、受注企業側から掲載料や案件紹介料などを受け取るビジネスモデルも多く見られます。
一方、受注企業側の料金体系には、月額料金、案件・リードごとの従量課金、成果報酬などさまざまな方式があります。また、複数の料金体系を組み合わせているサービスもあります。
「無料」と記載されている場合も、誰がどこまで無料なのかを確認しましょう。発注相談や企業紹介までは無料でも、実際に紹介先へ業務を発注すれば、当然ながら発注先との契約に基づく業務委託費などが発生します。
5.ビジネスマッチングサービスのメリット・デメリット
ビジネスマッチングサービスを利用する大きなメリットは、取引先や外注先を探すための選択肢を広げられることです。
自社だけで候補企業を探す場合、検索、情報収集、問い合わせなどを一社ずつ行わなければなりません。ビジネスマッチングサービスを活用すれば、登録企業から候補を探したり、コンシェルジュから条件に合う企業を紹介してもらったり、複数企業からまとめて提案を受けたりできます。
また、自社の既存ネットワークだけでは接点を持ちにくかった企業と出会える可能性があることもメリットです。外注先探しだけでなく、新規顧客開拓や協業・アライアンスなど、新たなビジネス機会につながるサービスもあります。
一方、ビジネスマッチングサービスを利用したからといって、必ず希望通りの企業と出会えるわけではありません。
マッチングはあくまで企業同士が接点を持つきっかけであり、その後に商談、条件調整、見積もり、契約などが必要です。マッチングした企業との契約や取引が必ず成立するわけではありません。
また、一括比較型では複数企業の提案を比較する工数が発生する場合があります。反対にコンシェルジュ型では候補選定の負担を減らせますが、紹介された企業が自社の条件に本当に合っているかは最終的に自社で確認する必要があります。
ビジネスマッチングサービスは「利用すれば自動的に最適な企業が決まる仕組み」ではなく、候補企業と出会うための手段として活用することが大切です。
6.ビジネスマッチングサービスの料金体系
ビジネスマッチングサービスの料金を比較するときは、まず「発注側」と「受注側」のどちらに料金が発生するサービスなのかを確認しましょう。
発注企業については、相談や企業紹介を無料としているサービスが多くあります。一方、受注企業側ではサービスによって料金体系が大きく異なります。
代表的な料金体系には、以下があります。
月額料金制
サービスを利用・掲載するために毎月一定額を支払う方式です。案件数にかかわらず一定の費用が発生するため、予算を把握しやすい一方、案件を獲得できなかった月でも費用が発生します。
リード・案件課金制
案件の紹介や問い合わせなどが発生するたびに料金を支払う方式です。案件が発生しなければ費用を抑えられる一方、紹介件数が増えるほど費用も増加します。
成果報酬制
マッチングを通じて契約・成約した際に料金が発生する方式です。成果が出るまで費用が発生しない場合がある一方、契約金額に対して一定割合の手数料が設定されるケースがあります。
このほか、初期登録料や掲載料が必要なサービスや、月額料金と成果報酬を組み合わせた料金体系もあります。
そのため受注企業としてサービスを選ぶ場合は、単純な月額料金だけではなく、「初期費用」「月額料金」「案件紹介料」「成果報酬」などを含めた総コストを確認することが重要です。
また、発注企業が無料で利用できるサービスでも、紹介された企業へ実際に業務を依頼する場合は、その企業との契約に応じた費用が発生します。「マッチングサービスの利用料」と「実際の業務発注費」は分けて考えましょう。
7.ビジネスマッチングサービスに関するよくある質問
ビジネスマッチングサービスは無料で利用できますか?
サービスによって異なります。
発注企業については、相談や企業紹介を無料としているサービスが多くあります。一方、受注企業側には月額料金、案件紹介料、成果報酬などが設定されている場合があります。
同じサービスでも発注側と受注側で料金が異なるため、利用前に自社側の料金条件を確認しましょう。
ビジネスマッチングサービスを利用すれば必ず契約できますか?
必ず契約できるわけではありません。
ビジネスマッチングサービスは、発注企業と受注企業、あるいは協業を希望する企業同士が接点を持つための仕組みです。
マッチング後は、商談や見積もり、条件交渉などを経て双方が合意した場合に契約となります。そのため、紹介やマッチングが成立したことと、契約・受注が成立したことは分けて考える必要があります。
紹介された企業とは必ず契約する必要がありますか?
サービスごとの利用規約や契約条件によりますが、企業を紹介されたこと自体が必ず発注契約を意味するわけではありません。
複数企業を比較し、実績、提案内容、料金、担当体制などを確認したうえで発注先を検討するサービスもあります。
ただし、個別サービスによって利用条件が異なるため、申し込み前に規約や契約条件を確認してください。
複数のビジネスマッチングサービスを併用できますか?
各サービスの利用規約や契約条件に反しない限り、複数サービスを比較・利用することは可能です。
サービスによって登録企業や得意領域、マッチング方式が異なるため、目的に応じて複数のサービスを比較することで候補の幅を広げられる場合があります。
ただし、同じ案件を複数サービスで募集する場合は、候補企業の重複や連絡・比較の工数が増える可能性があります。
総合型と業界特化型はどちらを選べばよいですか?
幅広い選択肢から候補企業を探したい場合は総合型、依頼したい領域が明確で専門性を重視する場合は業界・領域特化型が選択肢になります。
例えば、システム開発会社を探している場合はIT領域に特化したサービスを検討できます。一方、マーケティング、採用、システム開発など複数の領域で外注先を探す可能性がある場合は、幅広いカテゴリーを扱う総合型の方が利用しやすい場合があります。
重要なのはサービスの規模だけではなく、自社が求める企業・サービスが登録されているかを確認することです。
8.まとめ
ビジネスマッチングサービスは、外注先探し、新規顧客開拓、相見積もり、協業・アライアンスなど、企業同士の新たな取引機会をつくる手段のひとつです。
一方、サービスによって対応領域やマッチング方式、サポート内容、料金体系は大きく異なります。
そのため、単純に登録企業数や知名度だけで比較するのではなく、まず自社の利用目的を明確にし、「対応領域」「マッチング方式」「料金体系」を確認したうえで選ぶことが重要です。
候補企業を自分で比較したいのか、コンシェルジュに選定をサポートしてもらいたいのか、特定の業界や決裁者との接点を求めているのかによって、適したサービスも変わります。
本記事で紹介した7つのサービスもそれぞれ特徴が異なるため、自社が求めるマッチングの目的と照らし合わせながら比較してみてください。